ゲスト第一号。 

 
あきひとさん(20歳・男)(2003年4月3日現在)
King's College London (University of London) 1年生

「 かったりい・・・」
が口癖の、ちょっとませた20歳。
私がロンドン大学キングスカレッジに通い始めてからのマブダチ。
そんな彼の専攻はEnvironment, Society and Education (環境と社会と教育)。

何を考えているかよく分からない、そんな彼の留学についてのホンネを引き出すべく、
インタビューに臨んだある春の日、2003年4月3日。




−留学を考え始めたきっかけは?

『昔から、留学に対しては、なんとなく、憧れ的なものがあった。将来の夢も考えてみると、留学したほうが有利だったってこともある。
強いて言えば、中学、高校のときの学校が国際的な視野を持った学校で。そこで受けた影響が大きかった。
中学のときはイギリスに。高校の時はアメリカにそれぞれ2、3週間学校から行った。
あれが海外にで働くとか、グローバルな視点を持つきっかけになったかなと思う


−なぜ、アメリカじゃなくて、イギリスに?

『両方の国に行って、雰囲気的にイギリスに惹かれた。他にも色々理由はある。例えば
イギリスのほとんどの大学は3年制で、専門的な内容を1年生から始める。密な勉強になるかと思って。
大学に入る前に、ファンデーションコースに一年通ったんだけど、その存在も大きかった。
いきなり大学に入るのはしんどい』




−同感。では、今の専攻(Environment, Society and Education)にした理由は?

『昔から教育というものに興味があった。
中学のときは、漠然と小学校の先生になりたかった。
だけど、高校に入って、視野が世界に広がるにつれて、自分は現場で動くより
世界的な視野で、教育について考えたいと思った。

人間性は義務教育で形成されると思う。今は発展途上国における
教育のありかた、みたいなものを研究したいと考えている』





留学を本気で考え始めたのは高校3年生の夏からだったという。
それまではもっぱらバスケ少年だった。

部活も高3の夏で終わり、大学受験を考え始めたが、先輩からの話、自分で集めた情報からは、
日本の大学に行くメリットが見出せなかった。




『同じ4年間を過ごすなら、留学して苦労して、自分がどこまでできるか限界を知りたかった。
でも最近思うのが、留学は確かに苦労するかもしれないけど、楽しようと思えばいくらでも楽できる。
また、日本にいても、がんばってる奴は俺なんか比べ物にならないぐらいがんばってる』




−将来の夢は?

『夢は国連関係、あるいはNGO。UNESCOとかUNICEFなんかが最高です。留学を考え始めた当時
調べた結果、英語は絶対必須。英検1級レベル以上。個人的な偏見だけど、英語圏で生活しない限り、
ほぼ望みはナシだと感じた。

あと、他にも国連公用語の知識もあったほうが有利だと思った。それを習得するには、他の言語教育のレベル
も高いと思われる、ヨーロッパに留学するのがいいと思った、ってのもイギリスに留学を決めた一つの要因』




今はフランス語も勉強しているのだそう。それというのも、将来は、アフリカ圏で働くことを頭に置いて
のこと。




−留学斡旋団体は使った?

『普通のとこは高い。高すぎる。だからタダでやってくれるとこ探した。
自分でやればできるものを、高いお金出すのは勿体無い』




日本人として異国で生きる。そんな彼の、自分が日本人だと感じる瞬間は
ずばり”食”にあるという。

『3日前ぐらいに、立ち上がって台所に向かう途中、突然イカソーメンが食いたくなった』

その気持ち、分かります。私も最近ママの手料理が恋しいわ。ていうか自分以外の人の
作った日本食が食べたい。




−ロンドン在住日本人についてどう思う?

『2種類いるよね。もうこっちの人になっちゃってる人と、日本人として生きてる人。
期間の長さだとは思うけど。前者は日本人よりもイギ人(イギリス人)に近いな。
考え方とか。 ただ、許せないのが”日本人が嫌いな日本人”。俺のことが嫌いなら
まだしも、”日本人だから”っていって嫌うのはウザい。”人間”として見て欲しい』



またまた同感。いるいる!!そんな人。実際、国籍なんて関係ないよな。




−では、最後に、あきひとくんの今の好きな言葉を教えて!


『後悔はしたくない』



反省はしても、後悔はしない。
できることはできる時に無理してでもしておく。
大切なことです。


そんなあきひとくん、落武者的な、アウトローなものに、魅力を感じているそうです。

しかし、アウトローに憧れつつも、


『親や家族には感謝。本当に(留学っていう)いい経験させてもらってる』


いい子の部分も滲みでていますね。



そんな、インタビュー第1回目でした。



*インタビュー後記*

これからまだ2年強、一緒の学部ですが、どうぞどうぞ、
これからもヨロシクです。
いやはや、あきひとくんの成長が楽しみですなあ。
しかし、しっかりしてるなあ・・・この子は。見習わないと。

あきひとくんについて、もっと知りたいかたはこちらのホームページ、"A's Attic"へどうぞ!


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